4月15日(月)日記 「大人になるということ」

一日仕事だった。今日は午後にかけて不安感が強くなり、仕事中も耳の後ろのあたりがぶわーっと熱くなったり冷えたりして調子が悪かった。寝つきが悪かったためかもしれない。公園にて昼食を摂り、ベンチで眠った。

 

やっとのことで家に帰る頃にはクタクタになっていた。今日も気を遣ったり自分を責めたりして疲れてしまった。そんなことしなくていいのにね。これは自分に言い聞かせている。

今日も一日お疲れ様ご飯(トースト・鱈と野菜の酒蒸し)

酒蒸しが好きだ。簡単で栄養が取れて美味しいので何もいうことがない。鱈はスーパーの半額品で少し悪くなっているかと思ったが、何も問題なかった。新じゃがのホクホクとした食感、トマトの酸味、春菊の風味が合わさって美味しかった。

 

タカキベーカリー玄米パンも気に入っている。玄米の素朴な甘みが好きだ。小さい頃、タカキベーカリーのすっきりとしたパッケージや素朴な風合いのパンにとても憧れていた。少々割高であったため、母の前で言い出せなかったことを思い出す。その反動か、社会人になってここのパンばかりを買うようになった。タカキベーカリーのパンを躊躇なく買い物カゴに入れられるようになったことは、私にとって「大人になった証」の一つである。いつもバターを塗るのをめんどくさがってそのまま食べることが多いのだが、つけると段違いに美味しい。

 

食事の後、郵送で提出する大学の課題を箱詰めしたところで体力がほぼ0になった。本当は郵便局まで行きたかったが、気力が無かったので明日に予定変更する。風呂というラスボスが待っているからだ。

 

お風呂でルピシアから届いたお試し用の白桃紅茶をアイスで飲んだ。澄んだ褐色が美しいお茶で、氷を浮かべると気分が上がる。口を近づけるたびに桃のいい香りがして嬉しい。とても気に入ってしまったので、茶葉を見つけたら是非購入したい。フルーツ系のフレーバーティーはアイスで、甘みを足さない方が好みかもしれない。

 

どこからともなくやってくる憂鬱感に苦しみながらも、やっとのことでお風呂を終わらせた。上出来である。本を少し読んだ。ページを開くと活字にじわーっと目と脳が吸い寄せられていき、他のことを考えなくなる。読めない時もあるが、調子の悪い時もまずは本のページを開いてみるというのも良いかもしれない。

 

(4月15日 深山トキエ)