4月26日(金)日記「春の日」

親が送ってくれたたけのこを味噌汁にして朝ごはんに食べた。炊いたわらびも。春の味覚に浸っていたらちょっとのんびりしすぎた。仕事に向かう。

朝ごはん

昼ごはんはお弁当を作っていったが、先輩にランチに誘われたので夜食べることにした。職場から歩いてすぐの食堂でまったりしたビーフストロガノフのようなものを食べて、他愛もない話をした。誰かといるのがなんかだめになるときがあるが、この先輩は例外でなぜかいつでも大丈夫、むしろ関わりたいまである。なんなのか。

休暇前だからか今日は職場の人が皆ふわ〜としていた。私も休みに入るのだが、やることがぎっちりあり(やっておいた方がいいことも含めればギチギチ)、水分補給を忘れながらデスクに向かっていた。あとは未来の自分に任せることにした。

なぜかみんな「良いお年を」と言いながら帰っていった。

仕事を終えると公園に寄って、昼に食べていなかったお弁当を空にし帰路についた。曇っていたので少し暗かったが、風はあたたかく心地よかった。歩いていると何の花なのか、甘い香りがする。

いい感じの草

短篇箱の尾崎翠『こおろぎ嬢』を読んだ。図書館に行く前に居眠りをするところの描写が好きだなと思った。休日の昼間に猛烈な眠気に襲われて長めの昼寝をし、目が覚めてもしばらくぼんやりとする、快感と罪悪感、あの感覚が思い起こされる。「ものがたり」を記述しているところ、ずっと「な、なに・・・?」という感じだった。最後の思いを巡らせるシーンもそうで、こおろぎ嬢の世界とのズレというか(ズレと言っていいのかわからないが)そういうものを書き切った話であった。
皿を洗っていなかったので、ワイングラスでヨーグルトを食べてみたらパフェのようで何だか気分が上がった。

課題のラフスケッチをした。終わり。