5月2日(木)日記「彗ってなんだ」

今日は朝からよく晴れていて、閉めたカーテンの向こうが明るかった。気温はそこまで高くないようで、薄着で寝ていたため体が冷えてしまった。風邪に気をつけなくてはならない。

朝は昨日のカレーをスープにして食べた。

朝ごはん なんか茶色い

ご飯を食べてゴミ出しをした後、急に眠くなり、そのまま少しだけ眠った。あまりすっきりとはしなかったが、ベッドから体を起こし、コーヒーと羊羹を用意して課題に取りかかった。

昼にはまたカレーを食べた。一晩寝かせると美味しくなると言うが、確かに昨日より美味しく感じたかもしれない。

昼は少しのんびりして本を読んだ。小川洋子さん編著の『小川洋子の偏愛短篇箱』を読み終えた。全ての短編が本当に良くて、とっておきの宝箱を覗かせてもらったようである。小川さんが最初に触れているように、1つ1つの作品に独特のバランスがあって、読んだ後も「何だ・・・?」という余韻が残るのがとても良かった。どこからそんな語彙が出てくるのか不思議に思うほど、繊細で真似できない情景描写がどの作品でもなされている。特に好きな描写には付箋を貼っておいた。

16作品が「奇」「幻」「凄」「彗」というカテゴリーに分けられているのだが、「彗」だけがどういう括りなのかどうしてもわからない。他は漢字の意味によって想像がつくのだが、「彗」(払いのける、ほうき)とは何なのだろうか。特に好きなパートでもあったので、小川さんが宝箱の「彗」という仕切りの中に、どういった基準で5つの話を置いて行ったのか知りたい。読み返して、自分なりに整理してみようかと思う。

夜はカレースープをご飯に注ぎ、粉チーズを振りかけたものを食べた。一旦カレーを作ると、その後の自炊をほとんどスキップできるので楽だ。ただし1日中カレーを食べることになる。

寝る前に課題をして終わり。