4月22日(月)・4月23日(火)日記「外に出て知ること」

週末に授業があったため、月曜日はほどほどに働いた。半ば義務のように定時で帰宅し、余っていたプルコギを食べてゆっくり本を読んだ。

 

今日は朝に食事の準備をしたため、慌ただしいスタートとなった。解凍していた甘口の塩鮭を焼いてほぐして、塩昆布と一緒におにぎりにした。

 

天気があまり良くなかったが、昼休みに近くの公園へ気晴らしに出かけた。この間まで真っ赤な葉っぱをつけていた木(春に紅葉するのかと不思議に思っていた)がすっかり若返っていて驚いた。黄緑色の葉を触って見ると柔らかい。調べてみるとこれは「クスノキ」であり、葉がこの時期に短期間で生え変わるという。植物にもそれぞれ生き方があるのだ。

葉っぱが若返っていた

草の背が高くなり、全体的に青々としてきた。公園ではシロツメクサがピークのようで、そこかしこに繁っている。見つけるとなんとも嬉しい気分になるのは昔から変わらない。

極小サイズのトイプードル(とその飼い主)が遊びに来ており、飛び跳ねるように走り回っていた。わかるよ、春は楽しいね。

シロツメクサが繁っている

今日も早々と帰宅し、コーヒー屋さんで豆を挽いてもらって食後に飲んだ。パイナップルが安く手に入ったので、クリームチーズと合わせてデザートにする。これらをおともに本を1冊読み終わった。

www.kawade.co.jp

大阪にまつわる個人的な体験や思いを2名の著者が交互に書き記したエッセイである。ときに俯瞰しながら、ときに今経験しているかのように個人的に、鮮明に大阪とそこにいる人々の様子が描かれている。大阪という街の輪郭が、決して断定的なものではなく、ぼやけたままのところも含みつつゆるりとつながって見えてくるような感覚で面白かった。

 

おしまい。明日もほどほどに頑張る。

 

(4月22日・23日 深山トキエ)